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じゅうたん祭り開催中のクレール・カーペット用素材のまとめ
今まで説明してきましたカーペット素材の特徴を一覧でまとめてみました。見やすいように◎◯△で評価したものですが、ざっくりとした評価なので、異論を唱える方もいるかもしれませんが、その点はご容赦願います。
| 特徴\素材 | ウール | ナイロン | アクリル | ポリプロピレン | ポリエステル |
| 擦り切れ強さ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
| へたり強さ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
| 親水性 | ◎ | △ | △ | △ | △ |
| 汚れ落ち | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
|
防炎性 |
◎ | △ | △ | △ | △ |
| 帯電性 | ◯ | △ | ◯ | ◎ | ◯ |
| 防虫性 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 防かび性 | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
じゅうたん祭り開催中のクレール・ナイロン3色ミックス定番品の紹介
ナイロンカーペットは、繊維の性質の違いや、染色方法に加え、タフテッド技術により様々なタイプのカーペットが製造されています。その耐久性の高さを生かし、家庭用だけではなくオフィスやホテル等のデザイン性が求められる空間に使われるからです。
今日からは、ナイロンカーペットの製法をからめ、具体的に紹介していきます。
まず、カーペット市場で最もロングセラーなのが、3色ミックスのマルチカラーループカーペットです。製法は、性質の違う3種類のナイロンを1本に束ねたパイルでタフトされたカーペットの生機(バッキングがされていない状態のカーペット)に2種類の染料(酸性染料とカチオン染料)で一度に染色、3色ミックス感のあるマルチカーペットに仕上げるものです。その配色は、同じ色で濃淡2色とそれとはまったく違う1色の計3色です。
このタイプのカーペットは、東リのグレースが最も古く、その耐久性と意匠性、使いやすい価格体のカーペットとして、オフィスやマンションで多く採用され、家庭用にも浸透したことから、ナイロンカーペットの象徴的存在として今でもロングセラー商品として販売されています。ただ、マンションの販売競争によりカーペットの主力はアクリルの廉価品にシフト、その販売量は暫減していきました。
ブランドメーカー各社このタイプの対向品を備えサンゲツ、シンコールも同じアイテムを持っています。
各社良く似た仕上がりですが、やはり発色性とミックス感において、東リに一日の長があるように思われます。
東リグレース 画像クリックで詳細ページへ移動
シンコールタフィー 画像クリックで詳細ページへ移動
シンコー ミール 画像クリックで詳細ページへ移動
サンゲツ サンライム 画像クリックで詳細ページへ移動
じゅうたん祭り開催中のクレール・ナイロンはほとんどが長繊維なので遊び毛が出ない
当店取り扱いのナイロンカーペットは、長繊維のパイルなので遊び毛は出ません。全てのナイロンカーペットに遊び毛防止マークが付いています。以前はスパンナイロンと言って紡績糸でできたカーペットがありましたが、現在スパンナイロンカーペットは製造されていません。
元々ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンの合成繊維は、繊維を作る工程が全く同じです。簡単に言うと、高温でどろどろに溶かした原料をノズル(ミクロン単位の穴)を通すことにより細く長い1本の繊維を作ります。その長い繊維をたくさん束ねて糸にしたのが長繊維(フィラメント)。細く長い糸を一定の長さで切ってわた状態にして紡績という工程を経て糸にしたのが短繊維(ステープル)。ナイロンとポリプロピレンはステープルを作っていないので長繊維のカーペットしかありません。
フィラメントとステープルの違いは このページで拡大画像があります。
この画像では余分な繊維がはみ出ていないぶん繊維にまとまりがあり撚りが十分に効いているため糸の強度が高いと思われます。ただBCFナイロン等は嵩高性を持たせるためパーマをかけたようにちりちり状態になっています。ボリュームを持たせると同時に、パイル内に空気を溜めこみ、クッション性と保温性を高めます。ちりちり状態にする工程は簡単に言うとこうです。細く長い1本の繊維をたくさん束ねて糸にした後、ある大きさの筒のようなものに糸を通すことによってできます。糸が筒に入る時と出る時のスピードを変えてやります。入る時にハイスピード、出るときは遅いスピードにします。すると筒の中で糸が満員電車状態になるため、コイル状にまるまるしかありません。まるまったくせが付いた状態で筒から出てきますので、パーマがかかったような嵩高性の高い糸になるのです。
じゅうたん祭り開催中のクレール・ナイロン素材の特徴
ナイロンカーペットの特徴はざっとこんな感じです。
1.弾性回復力に優れていて、へたりにくいので耐久性がある。
例えばイスや机の脚跡でパイルにへこみができても、時間が経てばもとどおりになります。蒸気をあててブラッシングすれば短時間で回復が可能です。また摩擦に強く、こすってもパイルの消失が少ないので、重歩行用のカーペットには欠かせない素材です。人の出入りの多いホテルや店舗のカーペット素材として多く使われています。
2.長繊維なので遊び毛が出ない。
当店取り扱いのナイロンカーペットは全てが長繊維のパイルで作ったカーペットです。紡績糸のようにワタの状態からパイルを作っておらず、もともと長く繋がった繊維を束ねてパイルを作っているため、繊維を途中で切らないかぎりパイルから離れることはありません。遊び毛の元となる繊維離脱がないため、長繊維のパイルは遊び毛が出ない構造になっています。
3.加工方法にバリエーションがありカーペットの種類が豊富。
原着ナイロン、糸染めナイロン、3色ミックス反染めナイロン、強撚のパイルを使ったシャギー、染め方法、耐久性を利用した形状等、様々な方法で加工ができカーペット種類にたくさんのバリエーションがあります。
4.疎水性が高いのでさらっとした肌ざわりで夏でも爽やか。
ナイロン分子自体が水分を含まない性質があり含水率が極めて低いため繊維がさらっとしています。湿度に左右されることがないので、年中使えるカーペットと言われています。
5.BCFナイロンと原着ナイロン
長繊維ナイロンの代名詞と言われるBCF(Bulced Continues Filamentの略)日本語で言うと嵩高性のある連続した長繊維ということです。嵩高性とは繊維がピンと伸びた状態ではなく、髪の毛にパーマをかけたようにちりちりになっていることで、ウールのクリンプと同じです。このことによってパイルは空気を含むことができるので保温力がアップすると同時にボリュームが出て踏み心地も良くなります。
原着ナイロンは原料着色のナイロンという意味で、糸にする前段階の原料がどろどろに解けた状態で染料を混ぜて着色する方法です。繊維の全てが染まっていることになり、耐光堅牢度がアップ、漂白剤でも変色しないので耐薬品性能も大幅にアップします。BCFのように嵩高性を持たせれば、保温性や耐久性にも優れていいる繊維として、家庭用はもちろんオフィスや店舗にも安心して使えます。
じゅうたん祭り開催中のクレール・カーペット素材について
ウール
古くから一番人気なのが、ウール素材(羊毛)のカーペットです。天然素材だから優れた機能をたくさん持っていて、手ざわりが柔らかくて暖かいカーペットとしてあらゆる生活シーンで活躍しています。
ウールカーペットの主な特長として7つあげることができ、「空気を浄化」「ホルムアルデヒドを吸着」「弾力性に富む」「お手入れ簡単丈夫で長持ち」「音を吸収快適音響」「雨の日も爽やか・燃えにくい」と優れています。
ナイロン
他の繊維に比べて屈曲弾性(押しつけても戻る力)があり、摩擦強度にも優れた繊維として知られています。
中でもBCFナイロンは長繊維なので擦り切れに強く、歩行頻度の多い廊下や階段、ホールやロビーなど施設などでも多く使われています。また、原料着色(原着)のナイロンは、耐薬品性や対抗堅牢度にさらに優れています。
アクリル
ふっくらとしてやわらかく、弾性や保湿性もあるのでウールに似た風合いを持った化学繊維です。もともとウールに変わる合繊として開発された繊維です。
また、吸水性が少ないので汚れが付着しにくく、帯電しにくいので静電気がおきにくいとか、薬品に強いのでカビや虫害も受けないという特長を持っています。
ポリプロピレン
摩擦など強度がとても優れていて、繊維の中でもっとも軽いのが特長です。また、原料着色で染色されているので、酸・アルカリなど化学薬品に強く、カビなどにも抵抗力があります。吸湿性がないため濡れても乾きやすい性質があり、日光による色あせも少ない特性があります。ただしへたりやすいので耐久性に劣ります。繊維の価格が安いので低価格品または、高級品のコストダウンのために使われることもあります。
ポリエステル
繊維自体は柔らかくカーペットにすると、滑らかな手ざわりです。機能的には、摩擦に強く対抗堅牢度も優れています。合成繊維の中では融点が高いので熱に強い。水分率が最も低い(疎水性が高い)ので水溶性の汚れに侵されにくい特徴があります。
じゅうたん祭り開催中のクレール・滑りやすい床対策用のカーペット使用例4
畳の上に敷き詰め使用して数ヶ月が経過しましたが、かびの発生もなく転倒防止に役立っています。
畳部屋にカーペットを敷き詰める場合かびが心配と言いましたが、窓の結露が頻繁に発生する部屋は、特に注意が必要です。しかし、お部屋の換気を定期的に行うことや、別途湿度対策をすることで、かびが発生しにくい環境をつくることができれば、カーペットの敷き詰めは絶対にだめということではないと思います。



















