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カーペットのテクスチャー・バイヤスループパイル
同じレベルループでもパイルが斜めに走る配置のバイヤスのループカーペットもあります。パイルが比較的大きいループの場合によく用いられる技法で、碁盤の目のような単純な配置では、硬い印象になるので、少しでも個性的で柔らかい印象になるように使われます。パイルを植え込む針を半ゲージ分斜めに振ることにより簡単にバイアス柄は作ることができます。ループパイルのカーペットのポピュラーな形状として紹介します。
バイヤスに振れたループカーペット。粒感が大きくゆったりとした感じがします。


バイアス柄のパイルは半ゲージ分左右に振れながら繋がっています。



普通は直線でパイルが繋がっています。

カーペットのテクスチャー・プラッシュとベロア
カットパイルカーペットで最も一般的に使われているのは、プラッシュとベロアです。パイルの長さが均一なのでレベルカットカーペットとも呼ばれています。両者の外観はよくにているとも言えますが、その風合いにはっきりした違いがあります。
まず両者の定義について説明します。
プラッシュとは、カットパイルのなかでもっとも一般的なタイプで、パイル調は5mmから10mmの間で均一にカットされているものです。パイル調を均一にするためシャーリング加工が施されています。パイルには比較的強い撚りがかかり、カーペットを上から見るとパイルの粒感がよくわかります。強い撚りがかかっていることにより、耐久性も高いです。(シャーリングとは、いわゆる髭剃り機の原理でパイルの先端をカットに均一な長さに刈り揃えることです。)
ベロアとは、パイルの長さは5~7mm程度で、パイルが高密度に打ち込まれ、表面がスムーズで柔らかくベルベットタッチ風に仕上げられたカットパイルカーペットのことです。
ベルベットタッチに仕上げるため、パイルに強い撚りをかけずにパイルの先端が開いた状態にしてあります。そのため触った感じはとても滑らかで柔らかい感じになっています。強い撚りがかかっていない分少しへたりやすい傾向があります。
このように、両者ともレベルカットカーペットでパイル調も同程度なので良く似ているいるのですが、パイル形状にはっきりした違いがあります。撚りが強弱がその風合いや手触り、耐久性に影響を与えていると思われます。
どちらが良いという事は一概には言えませんので、特徴をご理解の上判断いただくことになります。
比較的パイルの粒感のあるプラッシュ
パイルに強い撚りがかかっているので先端が開いていないプラッシュ。

パイルに粒感がないため平面的な風合いですが、柔らかい手触りのベロア。

パイルに撚りがかかっていないので先端が開いているベロア。












