Archive for 7月, 2010
ご注文いただいたカーペットのご紹介・ポリプロピレンの遮音カーペット
先日、下記スペックのカーペットをご注文いただきました。江戸間3帖の規格サイズなので敷き詰めというよりは、お部屋のサイズより小さいサイズで使うセンター敷きの可能性が高いです。6帖のお部屋にはちょうど良い大きさになります。
素材は、疎水性が高いポリプロピレン100%で、ループパイルなので、さらっとした感触が夏向きのカーペットと言えます。比較的粒感の大きなパイルで、パイル長6mmなのでふわっとした感触でやさしい手触りになります。しかも防音性のあるフェルトバッキングなのでクッション性という効果も加わります。また2本の糸を撚りあわせて1本の糸にした双糸使いで、しかも2種類の色を使っている杢糸なので、色の深みで高級感があります。原着なので遊び毛もでませんし、色褪せもしにくい機能を合わせ持っています。
防音効果のあるバッキングを使い、3帖で約10000円というお値段は遮音効果のあるカーペットの中ではとってもお値打ちで、ぜひお薦めしたいカーペットです。
品番:BF-15000-16
仕様:ガード 江戸間
3帖(176×261cm)
組成 ポリプロピレン100%
パイル パイルタイプ:レベルループ パイル長:6mm 全厚:9mm
裏材:防音不織布
機能:防音 撥水 抗菌

ご注文いただいたカーペットのご紹介・ウール100%のリップルループ
今日からは、実際にご注文いただいたカーペットにつき、製品の特徴とご注文のの詳細についてリポートしていきたいと思います。これからのカーペット選びの参考になれば幸いです。
品番:KR-6001
品名:シンコール クリンプ フリーカット円形
仕様:オーバーロック加工付き(加工計算:周囲の長さ5.2m)
直径165cm
直径165cmの円形サイズで、お部屋のアクセントの意味合いが強いラグとしてお買い求めいただきました。事前に生地見本をご請求いただき現物をご確認のうえご注文いただいております。
さてKR-6001は、ウール100%のハイ&ローループで、リップルループと言われる変化に富んだ表面形状です。色は清潔感のあるアイボリーで、爽やかな印象、ウール独特の高級感が漂います。それでいてこのサイズで10000円そこそこのお値段はとってもリーズナブルです。夏はこの爽やかな印象で涼しさを演出し、冬はウール特有の暖かさで室温調整に寄与します。通年使えるラグとしてお使いいただけます。
パイル パイルタイプ:ハイ&ローループ パイル長:5~3mm 全厚:5.8mm 裏材:ジュート
機能:防炎 制電 防ダニ
ウールのこんな特性が快適空間を演出します。
1.ウールは、人の髪の毛に近い成分でできている自然素材
2.ふんわり柔らかくて踏み心地がかわらない快適性。
3.ウールは暖かさを保つ天然の断熱材。
4.高い吸湿性でお部屋の湿度調整
5.ウールは室内の空気を浄化します
5.高い防炎性能
7.ウールの疎水性で汚れにくいからお掃除簡単
8.弾性回復力が高いので丈夫で長持ち、だから経済的。
カーペットのテクスチャー・ハイ&ローパイル
カーペットの柄物を作る技法として、頻繁に用いられるのがハイ&ローパイルです。長いパイルと短いパイルを組み合わせる事によってドット、スクエア、丸柄、ひし形等様々な柄を作ることができます。また、カットパイルとループパイルの組み合わせによってさらに変化に富んだ風合いを作り出すこともできます。また、高度なタフトマシーンを使うことによって、織カーペットと同じような複雑な柄表現も可能です。
これはハイ&ローパイルでドット柄を作る基本的な方法ですが、複雑な柄もこのやり方の応用で成り立っています。
これはハイ&ローパイルでドット柄を作る基本的な方法ですが、複雑な柄もこのやり方の応用で成り立っています。
カーペットのテクスチャー・バイヤスループパイル
同じレベルループでもパイルが斜めに走る配置のバイヤスのループカーペットもあります。パイルが比較的大きいループの場合によく用いられる技法で、碁盤の目のような単純な配置では、硬い印象になるので、少しでも個性的で柔らかい印象になるように使われます。パイルを植え込む針を半ゲージ分斜めに振ることにより簡単にバイアス柄は作ることができます。ループパイルのカーペットのポピュラーな形状として紹介します。
バイヤスに振れたループカーペット。粒感が大きくゆったりとした感じがします。


バイアス柄のパイルは半ゲージ分左右に振れながら繋がっています。



普通は直線でパイルが繋がっています。

カーペットのテクスチャー・ループパイル
ループカーペットの意匠的な特徴は、パイル独立の形状が粒感としてはっきり表れることによる立体的な風合いを形成することにあります。いわばパイルの集合体が全体の風合いを形作るので使用するパイル形状にを変えることにより様々な風合いを作ることができます。双糸、単糸、杢糸、ビッグループ、フェルト糸、強撚糸等の使う糸やそれからできるパイルの工夫で変化を待たせたり、パイル長の高低差やバイアス長にパイルを位置を変化させることにより個性的な風合いを機械的に作ることができます。
カットパイルカーペットに比べ沢山の種類から選べるのもループカーペットの特徴です。その他の特徴
①パイルが繋がっているので、パイルの先端が開くことがないため、強い撚りをかけないことによりボリューム感のある風合いに仕上げることができる。
②パイルが独立しているので、パイル密度を高くすることでだけで耐久性を上げることができる。つまりパイルを長く(糸量を多くする)せず、短くてもパイルがひしめき合っている状態にすることだけで耐久性がでるということです。
③②の状態にすることにより、踏み心地が硬い仕上がりにすることができます。
④カットパイルにくらべ遊び毛が出にくい。パイルが繋がっていて、繊維自体が切られていないのでパイルから離れていく繊維が少ない。
典型的なパイル長が一定のレベルループ


パイル長4mmと短いのに、歩行頻度の高い場所にも使用可能な重歩行用タイプ













